19歳
ホームページの中では何だか偉そうなことをいろいろと書いている私ですが、書かれてあることはもうすべて今でも私自身に通じる自戒でもあります。
HPには現在、何人かの方から体験談を頂いていますが、体験談に出てきた女性が二人とも「19歳」だという一致をみた時に、ふと「ああ、そういえば今の私もまた…」という部分が実はあります。
最近のことです。2ヶ月ほど前、地元でビラ配りの女の子に付いていって入ったキャバクラがあるのですが、その子が結構性格のいい子で、その後何度か指名で通っているんですが、まさにその子が19歳なんですね。
お互い地元なので、たまに外にも飲みに行ったり、一度同伴したこともあるのですが、で、まあ、最初のうちは「相手は19歳なんだし、楽しく飲めればそれでいいじゃないか」という、「ええじゃないか」的な(どんなだ)感覚で気楽に会ったり飲んだりしていたのですが、ある時、一緒に飲んでいて、どんな話の流れでそうなったのかは分かりませんけど「じゃあ付き合おうか」と、つい口にしてしまったのです。「じゃあ」ということはその前後に伏線もあったのかもしれませんけど、よく覚えてはいません。
こういうのは言った瞬間に「あ、やべ。言っちゃった」と思うわけです。
ここで通常だと相手の口から出る「わたし、すぐには人を好きにはなれないの」的な言葉を聞くのがイヤだからです。ところが相手の女の子は「うん。いいよ」と答えたわけですね。これは私の管轄外の返答で「こりぁ、新手だな…」と酔った頭で考えたりしたわけです。冷静には19歳の女の子と付き合うわけがないことは分かっていても、「うん。いいよ」と即答されると、さすがに動揺するわけです。
「う〜む」。
私は唸りました(実際には唸ってないけど)。それほどやり手に見えるわけでもない、この女の子の「うん。いいよ」をどう捉えたらいいのか? まあ、実際には何となくうやむや、で終わるのが普通で、今回もそんな感じなんでしょうけれど、こんな程度のことで動揺しているようでは、いつまで経っても本当に成長していない自分を感じます。という以前に、確かに私はこの子をお気に入りではあるけれど、では恋愛的に好きなのかと訊かれると返答に困ってしまうという「適当さ」も感じて、自己嫌悪に陥ったりするわけです。
キャバクラ初心者時代に何度か似たような経験をした時も相手はなぜだか19歳でした。
中野に、今はあるのかないのか分からないですが、私のHP的には完全に(暗)の状態に位置するお店があります。
薄暗くて狭くて居心地が悪くて、ドリンクはほぼ客の義務化とされていて、女の子がカラオケを歌うと店員全員が応援団のような調子で手拍子を打つという、もうどうしようもなくセンスのカケラもないお店だったのですが、そこで知り合った19歳の女の子が今回と似たような反応を見せたことがあります。
そ
の頃は私も女の子を口説くことがよくあったのですが、例にもれず、この時もこのお店で最初についた子を気に入ってしまって、場内指名して口説いていました
(この時の私には確かに少しだけ恋愛感情に似たものがあったのは事実です)。その後も営業で何度か行き、さらに口説いたりしたのですが、最初の彼女の態度はご多分に漏れず「う〜ん、ちょっと考えさせて」でした。
自宅の電話番号を教えてくれるような変わった子で、特にきれいではなかったけれど、一緒にいて本当に気持ちいい気分にさせてくれる素直な良い子でした。でも、そのうち私も仕事やなんやで忙しくなり、お店にはほとんど行けなくなりました。彼女からはたまに営業とも何ともつかない「またかけまーす」的な留守電が入っていたのですが、最後に店に行ってから1ヶ月ほどして彼女から電話がありました。
「あのことなんだけど…」
「は?」
「付き合いたいって言ってたじゃん!」
「いや、あれは…。ごめんね。口説いたりして」
「そうじゃなくて…あれからね、友達に相談したり妹にも相談したんだけど、やっぱりトシが違い過ぎるって言われて。私も確かにちょっとトシが離れすぎていると思うの。だから、付き合えない…ごめん」
「……」
これもなかなかショックを受けた言葉で、まさか1ヶ月も本気でそんなことを考えてくれていたとも思えず、営業半分だと思いつつ「そんなこと気にすんなよ。当たり前じゃん。16歳もトシ違うんだから。店にまた行くからね」というと、「ううん。もう店には来ないで」と言われてしまいました。この子とは結局これっきりでしたけれど、こんなこともあるんだなあと複雑な気分でした。端的に客として切られたのかそうじゃなかったのかはよく分からないですけど、今でもたまに彼女の顔を思い出します。
もう一人の19歳の女の子の話もあるのですが、相当昔の話であると同時に、とてもホロ苦い経験を伴っているものなので、自分の中でも永遠に封印しています。
一般的に、お客から口説かれたりすれば、女の子は心の中では引くのが普通ですが、実はお客の方も最終的にはどこかで引いてしまう部分もあるのかもしれません。特に私は自分自身に全く自信がないので、どうにも中途半端な事態になることが多いようです。でも、それでいいのかなあ、とも思います。