結局は血まみれの日曜日
キャバクラにおいて何が一番重要なこと、あるいはものかということがよく議論されます。
女の子の質だという人もいるし、料金だ、いや、お客さんがいてこそだ、いや、季節によるおしぼりの温度だ(こんなこと言う人はマニアックな人です)と、いろいろと意見は出ますけれど、キャバクラが成り立っている根幹を忘れてはいけません。
その根幹とは、お客さんではなく、お客さんが持つお金です。
お金を持っていない限り、誰もキャバクラには行けません。誰もキャバクラに来なくなれば、キャバクラは成立しません。もちろん、お金を持たないでキャバクラに入店することは可能ですが、お金のない入店者を、お店側では「客」とはいいません。それは単に、突然店に入ってきた人、難しい言い方だと、闖入者ということになります。
そういうわけで(どういうわけだ)、私もお金を持たないでキャバクラに行くことはできないわけです。
このあたりでお気づきの方もいるかと思いますが、今の私は諸事情によりあまり財政が豊かではありません。これでは、キャバクラのお客さんになることはできません。キャバクラのお客さんとして復活するためには財源を補充する必要があります。
財源補充にはいろいろと手段はあります。
普段しないような仕事をして臨時収入を手にする、とか、貯蓄がある人なら少し借用する、というような真っ当な方法から、見知らぬ銀行に押し入る、とか、見 知らぬ家屋に侵入する、などの方法もあります。言うまでもないですが、こちらの方は犯罪ということになり、一般的にはあまり推奨したくはない方法です。
できれば非合法でない方法でなんとかしたいものですが、非合法ではない手段のひとつに賭事というものがあります。
競馬とか競艇とかパチンコとか、非合法カジノとか非合法賭場などが代表ですが(あ、後半は違法ですね)、ともあれ、これらは少ない持ち金を何倍にもすることのできる優れた財源確保手段といえます。
優れてはいますが、ただ、欠点もないではありません。
それは「必ずしも持ち金が増えるわけではない」という欠点です。
場合によっては、持ち金を何倍にもするどころか、まるでゼロの状態にしてしまう可能性もあるということです。私は自慢ではないですが、この「持ち金をゼロにする」能力に長けた人物で(本当に自慢にならないな)、日常的にこれが起こります。
前回コラムに書いた通りに先週の日曜日に桜花賞というビッグレースで私は火だるまになりました。しかし、致命的な怪我であったにも関わらず、今週の皐月賞というレースに私は再度挑みました。怪我をおしての決死の戦いです。前回も致命的な怪我でしたが、前回が肋骨骨折、胸部打撲程度だたとすれば、今回負ければ、内臓破裂、頚部切断程度の致命的な状態になるのは必至で「危篤→死亡」となる可能性さえあります。
そして、そのレースが先ほど終わりました。ちなみに買い目は一点です(馬連7-13)。
結果はどうだったか?
結果としては、私の狙った馬は大健闘しました。
天下のG1レースで4着に入るという素晴らしい走りを見せてくれました。彼の名はシンコウカリド。名前に「カリ」が入っているあたりなども男らしいと思います。漢字で書けば、「芯硬カリ怒」ということになるでしょうか。芯の硬いカリが怒るのですからそれは大変なものです(何がなんだかわからなくなってますね)。
レース自体は1コーナーから審議のランプが点滅しまくるという、足利競馬の4歳未勝利戦のごとき素晴らしいレースでした。
もし、問題が少しでもあるとすれば、4着というのは馬券とは何の関係もないということだけです。
ま…………………………………………平たく言えば単なるハズレです。
一着:ハグハグパピヨン、二着:パンツズレール(馬名は違っているかもしれません) という結果でした。スタートで致命的な出遅れを見せたマングリポケット(これも馬名はもしかしたら違っているかもしれません)という馬も三着入線しまし た。 馬連7-14で配当は780円です。レース後、長い審議がありました。私は心の中で「二着も三着も降着しちまえ」と願っていましたが、長い中央競馬の歴史 で、そんなことはありません。
私は今、西の空をしみじみと眺めています。
この空の果てに広がる世界では様々な問題が起きています。
アメリカのシンシナティでは暴動が起こり、多数の負傷者が出ています。また、中東情勢も相変わらず深刻で多くの死傷者を出し、厳しい局面を迎えています。誰しも一刻も早い平和の訪れを願っています。
しかし、そこから遠く離れた日本でも一人の重傷者が平和が訪れるのを待っているのでした。
前回今回と、ほとんどキャバクラと関係ない話で申しわけありません。
それにしても、今週、私がキャバに行けるのかどうかが非常に微妙な情勢となったことは事実です。