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NOFIA'S COLUMN
ふっきれた瞬間
上のコラムでセクシーパブに行ったことを書いたのですが、その日、その後に3軒ほどのキャバクラを回りました。
ここ1年ほどは本当にキャバクラに行く回数が減って、ひどい時には5ヶ月に1度のキャバ行き、などという、もうキャバクラサイトを掲げている人間の置かれている状況とは縁遠い生活をしていました。
それでも、最近は、まあ以前ほどではないんですが、たまにパラパラとまた行きだしてはいます。
しかし、以前の私とはあきらかに違う自分がいることに気づいています。
なんというか、もう「全然必死じゃない自分」がそこにいることを理解したりするんですね。
どういうことかというと、例えば、3年ほど前の私には指名する女の子がいろいろな店に何人もいました。同伴も繰り返していたし、店外やアフターなどもよく行っておりました。
そんな状況にいながらも、別の店でまたいい子と出会うと「即場内」なんてことをしていたわけです。
要するにこれが、
「なんかもう必死でしょ?」
というような行動だったと今にして思えば、そう感じるわけです。
何が必死なのかというと、その具体的な対象はわかりません。その指名の女の子たちをすべて獲得したいと思っていたわけでもないし、何度も何度もキャバクラに行っていれば、そうそうキャバクラに過度な期待などを持つばかりのわけもありません。
キャバクラ、特に私の行くような安キャバでは希望を拾うよりも絶望に陥る可能性の方が高かったのは事実です。
なのに、必死に指名し同伴し‥‥の繰り返し。
あれは一体、何だったのだろうと、最近ではよく考えます。別にそれはそれで十分に楽しい時を過ごしたりしたことも事実なのですから、悪い意味で回想しているわけではないのですが、最近の自分のキャバクラでの行動とあまりにも差がありすぎます。
今でも希に気に入った子がいた場合は場内することもありますが、本当に希です。
しかも、場内したにも関わらず、携帯の番号やメルアドさえ聞かないで終わるなんてこともあります(まあさすがに場内すれば向こうから教えてきますが)。
場内した子でもそんな感じですから、普通についた子などには電話番号を聞くことも、自分のを教えることもありません。相手から聞かれれば教える程度です。
さらに、営業に対してのバック率が異常に悪くなりました。
今は昔と違って、営業も大体、メールでのものが多くなりました。そういう営業メールが来ても微動だにしなくなりました。
営業に乗って来ないお客に何度も連絡してくるような殊勝な女性はあまりいません。
2度3度は営業メールがきても、営業に乗らない限りはすぐに電話もメールも来なくなります。
昔は脅迫観念的に営業に乗っていたので、こういう事実、つまり「営業に乗らなければ営業もされなくなる」という単純な事実さえわかっていなかったのかもしれません。
今はあまりギラギラしなくなったせいなのか、昔より何だか真実が見えてきてしまっている感があります。
「真実」というのは曖昧な言葉ですので、ちょっとアレですが、キャバクラという存在が以前よりはっきりと理解できてきた感があるのです。
そんなわけで、私のキャバクラでの遊び方はだいぶん変わりました。
「その場だけ楽しければそれでいいや」的なものになりつつあります。
これは女の子にとっては有り難くない客であることもまた事実でしょうけれど、指名やら同伴やらに縛られる遊びをもうしなくなってしまったんです。
まあ、私の環境自体の変化も関係はあります。
私的なことですが、2年ほど前から私は一人では暮らしていません。
それも確かに関係はあるかもしれませんが、いずれにしても、以前の「指名と営業」に振り回されていたキャバクラ遊びの時代がどうやら終わりを告げたようなのです。
もちろん、指名とか営業に縛られたキャバクラ遊びを否定しているわけでは決してありません。
あれはあれで非常におもしろい時だったと今でもよく思い出します。
それにしても、いっときは「指名の子が吉祥寺に6人いる」などという狂った遊び方もしていたわけで、よくぞ体力的にも金銭的にも生き残れたものだと今では思います。
今のフリーでのキャバクラでの遊び方は期待感は少ないですが、「飲みに行く楽しみ」として、十分に娯楽として成立しています。
要するに「何だか吹っ切れた」みたいな感じなんです。
キャバクラに大いなる期待や刺激を求めるのか、その場のささやかな楽しみで満足するのか、それは人それぞれでしょう。
今の私は後者となっています。
結局はトシをとったということもあるのかもしれません。
昨日のキャバクラでは、全部の店を合わせれば、都合10人近くの女の子がついたはずですが、もう名前も覚えていません。
じゃあ楽しくなかったのかと聞かれると、これが結構楽しかったんです。
ある意味では、私の新しいキャバクラスタイルの時代がきたということになるのでしょうか。
しかし、何かのキッカケでまた昔の狂乱状態に戻らないなどとは決して言えませんが。
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