「お金を貸して」といわれたら

先日、私の知り合いが「キャバクラ嬢から金貸してほしいって言われてるんだけど、どうしようかな」と相談してきました。いやまあ、相談というか、ただ私にそう言っただけです。金額は10万円だそうです。
これは難しい問題です。
もちろん、一度か二度しか会ったことのない女の人に金を貸すバカなどいないでしょうが、例えば、もう半年以上の知り合いであるとか、プライベートでも会っている、などになると考えてしまうところでしょう。
実は私もキャバクラ嬢にお金を貸したことがあります。
それまで女の子から金を貸してくれと言われたことは一度もなかったので、言われた時には「話には聞いていたが、ついに来たか」と緊張しました。しかし、貸してほしい金額が5万円で、理由が「家賃が払えないから」というのでは、もう仕方ないかなということで結局貸してしまいました。
その子とは3〜4回会ったことがあるだけの関係で、危険といえば危険な話だったのですが、金額が5万円だったということもあったし「必ず1週間で返す」ということだったので、大した考えもせずに渡してしまったわけです。
結果としては、ちょっと遅れたとはいえ、ほぼその通りに返してくれたのですが、これはそのお店が私の地元にあったということもあると思いますし、金額が5万円だったから貸せたというだけで、10万、20万貸してくれとなると考えてしまうものです。
キャバクラ嬢といっても、収入的には時給計算でいえば、仮に2500円の時給で6時間働いて1万5千円。
週に4回出ているとしても、月給としては24〜5万で、そこから罰金なんかを引かれ、しかも人にもよるとは思いますが、そのうちの幾らかを日払いで出してもらっている女の子も多くて、月にまとめてもらえるのは15〜6万円だったりするのも普通だと思います。OLさんの初任給あたりと大差ないわけですね。
日払いでもらったお金なんて瞬時に消えていくものなので、人気のある子以外はそれほどリッチではないのが現実です。
女の子の生活にはお金がかかります。服やアクセサリーに興味がまったくない女の子などいるわけもなく、携帯の料金も普通の人よりかかるだろうし、一人暮らしの子ならそこに生活費が加わってくるのですから楽ではないでしょう。そういう事情を知っていて、「アコムで借りたら?」とはとても言えないわけです。
と、何だか貸金擁護にまわっているような感じがしますが、基本的には
「お金を貸して」と言ってきても貸さないのが一番
だとは思います。
特に毎月だの何十万だのは論外です。返ってくる確率の低さを最初から知っていて、それでもいい、というならそれでもいいです。
見返りに何かよこしまなことを考える人もいるかもしれませんが、達成するのとバックレられるのとどちらが先か、ということを考えると、少なくとも大金を貸せ、と言われたら先にこちらから逃げましょう。
