M嬢との会話 - 恋愛地獄編

  

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【前提】M嬢はコラムにも何度か出ている元キャバクラ嬢(5年選手)ですが、今はキャバクラ嬢ではありません。ごく普通のOLをやっています。最近、彼女には彼氏が出来ました。しかし、以前つきあっていた男の人からのアプローチもあり、加えて、もう一人の男性との関係もあるというのが現状です。その事実を踏まえた上で、「その後のM嬢と私」の奇妙な関係を披露しましょう。

N=NOFIA M=M嬢


M「ねえ……」
N「はい?」
M「本当は今、彼氏いるっていったら怒る?」
N「別に。だって、オレ、いるの知ってるじゃん」
M「そうじゃなくて、別の……」
N「え……また別の?」
M「あのね。実は2年くらい前に付き合っていた人がいて、最近また、ヨリを戻さないかって言ってきてて、で、確かに私もその人のこと嫌いじゃないし、ちょっと迷ってたんだけど、それが今の彼氏にバレてすごく怒ってんの」
N「実際に何にもしてなきゃ問題ないんじゃないの?」
M「したの
N「ブッ」(お酒を吹き出す)
M「でね、その二人が、お互いにブッつぶしてやる、とか息巻いててね……」
N「血気盛んな……」
M「私の取り合いになっちゃってるみたいなの」
N「そりゃまたモテることで」
M「じゃなくてね、けっこう困ってるの。喧嘩見たくないし」
N「ふーん」
M「でさ、ふたりとも○○ちゃん(私)のことは知ってて、ずっと良くしてくれてる人だって言ってるから……」
N「……待て。なんか知らないけど、オレを巻き込むなよ
M「ねえ、お願い。ちょっと二人に電話で話して説得して欲しいの」
N「はあ? 何を言ってる……」

ここで、M嬢は機敏に携帯にかける。そして、何か話した後に「はい」と言って、私に携帯を渡す。

N「あ……えーと」
男1「あ……」
N「どうも初めまして。○○です」
男1「ああ! どうも。いつもMから話は聞いてます」
N「そりゃどうも……っていうか……えーと」
男1「M、ご迷惑かけてませんか?」
N「いえ、こちらこそたまにご一緒させて頂いて申し訳ないです」
男1「そんなそんな。全然そんなことないです」
N「なんか……他の人とモメてるとか」
男1「Mのやつ、そんなことまで言ってんですか?」
N「ああ、まあ」

※以下略

M「どうだった?」
N「何が!」
M「感じいい人だった?」
N「礼儀正しくていい人だったけど、なぜにオレに電話を……」

ここで、また携帯をかけて、また私に渡す。

N「え?」
男2「誰?」
N「いや……○○という者で……」
男2「あ、○○さん。Mからよく話は聞いてます」

※私の心の声「オレってどういう存在なんだ?」

N「なんか、急に電話持たされて……」
男2「今日、一緒に飲まれてるんですよね」
N「はい」
男2「どうもすみません」
N「はあ……で、私、何かモメ事に首つっこんでることになるのでしょうか?」
男2「モメ事?」
N「なにかMちゃんの取り合いになってるとかで」
男2「あいつ、そんなこと言ってるんですか?」
N「で、なんか私に話をしてくれと」
男2「こういう言い方はしたくないけど、あなたには関係ないことですよ」
N「だよね」

※以下略。M嬢との対話に戻る。

N「おい……で、こんなことして、オレにどうしろってんだよ
M「どっちの人がいいと思う?
N「はあ?」
M「○○ちゃんに決めてほしいの」
N「なんでオレだよ。恋愛なんて自分で決めなよ」
M「分からないから聞いてるんじゃない!」
N「怒ってどうする!」
M「両方ダメっていったら、○○ちゃんとこいっちゃおうかな……」
N「いまさらそんなこと言われても嬉しくないよ!」
M「あたし、どうしたらいいんだろ」
N「ねえ」
M「何?」
N「さっきの二人、二人ともオレのこと知ってたんだけど、あんた、オレのことどれくらいの人に言ってるの?」
M「友達と彼氏と元のお客さん」
N「元のキャバクラの客のことを彼氏に言う奴がいるか?」
M「わたしは言うよ」
N「あのさ……さっき、電話の人に(男1の方)、今度Mと3人で飲みましょうって言われたんだけど、あれは?」
M「え? 飲もうよ。彼、結構お金持ちだからお金の心配は……」
N「違うっつーの。オレの存在は何だよ?
M「変?」
N「変だっつーの」
M「わかってるんだけど……まあ、いいじゃん」
N「良かった」
M「何?」
N「こんなワガママな女に本気で入れ込まなくて」
M「へへー、ちょっと入れ込みそうになってたくせに」
N「だからそれ以上入れ込まなくてよかった、って」
M「でへー」(酔ってる)
N「はあ……。何だか男でいるのイヤんなってきちゃったよ」
M「でへー」