キャバクラ嬢との終わった関係

  

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コラムの掲載日付を見ると、ちょうど1年前の今日になっています。
いろんなことをかなりその場の勢いだけ書いてきたのですが、そのままというのも何だかアレなので、コラムに出てきた印象的な物事、人物に関して振り返ってみよう……とも思いましたが、別に相手も私もお客も特に偉人というわけでもないので、具体的に振り返っても意味がないことに気付きましたので、振り返りません

キャバ道は進むだけと見つけたり、でいいと思います。

私のキャバにおいての関係人物にもずいぶんと異変が起きました。

指名ギャルは二転三転した後に、結局、秋くらいからは何が何だか誰が誰なんだかよくわからない状態に陥り、混乱と無秩序の中で清算に踏み切り、ほとんどはそのままこちらから自然消滅させてしまった……という失敗の秋以降でもありました。 混乱はそのまま年明けまで持続しましたが、今は安定期に入っています。

いい意味での安定期ではなくて「本命不在」の安定期です。

この前、あるお店に久しぶりに行きました。

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ほんの2〜3ヶ月前までは、激しい応酬、駆け引き、奸計、策略、奪略、秘策、乱打(何があったというのだ)などを繰り広げていた相手ですが、清算時期に自然消滅させて、その店に行くのも実に久しぶりでした。
そして、実際に彼女と会ってみて「終わった関係」というものをつくづく感じました。
別に一緒にいてイヤなわけじゃないし、話が弾まないわけでもないのですが、明らかに熱い脈流は消えています。
向こうがどう感じているのかはわからないですが、私にとっては不思議な感情でした。
何が不思議かというと、例えば「むかし熱くて、今は熱くない」という関係を日常に当てはめると、

A.だいぶむかしに別れた彼女
B.少し前に別れた彼女
C.別れた奥さん
D.付き合ってなかったけど肉体関係のあった人
E.付き合えなかったけど好きだった人

のような分類になると思うのですが、感情的にどれにも当てはまらないわけです。
実際にどの状況にも入っていないのは事実なわけですが、それでも多少は「E」に近い感情、あるいは「B」などにも近い感情があっていいのではないかと思うのですが、どうもそれがないわけです。
特に感慨深いわけでもないし、お互いに語る思い出があるというわけでもない。
近い感情を別のプライベートに当てはめると、

F.とても仲が良かったけど、その後、気まずくなってしまった昔の(男の)友達

ここに近い気がしました。
彼女自身に対してではなく、自分のこの感情の在り方自体は感慨深かったですが、しかし、その後「キャバ道は振り返ってはいかん」という思いが出てきたのも事実です。

・知り合い→友達感覚

となったのは、ある意味では失敗の経路なわけで、しかもここから「友達感覚→知り合い→恋愛」と逆行していくことは多分どちらサイドからも無理で、キャバクラがどういう場所かということは別にしても、これはやはり終わった関係なのだなあ、と感じざるを得ませんでした。
ただ、

・最初から恋愛感情がなかった

という相手はいましたし、今もいます。こういう人のところにはむしろ気楽に行けたりするわけですが、もちろん、こちらに関しては、どこまで行っても、

・知り合い→知り合い

の平行線の連続で、もう少し先に進んだとしても、

・少し長い知り合い→もう少し長い知り合い

と、形容詞が増えていくだけで、「男女」という簡単な括り型をすると、あまり発展は望めそうもありせんし、こちらも望んではいません。

まあ、とりあえずは不毛ではあるにしても安定期は安定期ではあるので、この何もない荒野を開拓して進んでいくべきか、開発をやめて寝ちゃうか、その辺りは今後の考えどころだと思っています。あんまりヘタすると、いいトシして「恋に恋する」状態に陥りかねないですから。

それにしても、今までこの「終わった関係」をどのくらい積み上げてきたことか。