セクシー発 外人着

  

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何だかよくわからないタイトルですが、読めば理解していただけるような気もします。
今回のキャバ行きは1ヶ月ぶりくらいで、キッカケは友人とのある会話でした。

我々は居酒屋で夕食がてら飲んでいたわけです。
すると、友人が、

「吉祥寺にセクシーができたらしいね」

と言ってきたわけです。

「セクシー?」
「吉祥寺にセクシーパブができたんだよ」

ということでした。
セクシーパブ。
このホームページでも以前、特集を組んだことがありましたが、私自身はほとんど行ったことがありません。
(「ほとんど」ということは、つまり行ったことがあるということです)
そして、私の住む近辺にはそういうものはないと思って生活していたのです。
ところが、隣町の吉祥寺にセクシーパブができたというではありませんか。

ちなみにセクシーパブというのは、この業種を表す名称のひとつというだけで、セクキャバと呼ばれたり、
中には「オッパイパブ」などという名称で呼ばれている店もあるということです。
まあ、いずれにしても、ここではセクシーパブと呼ばせていただきます。

「セクシーねえ‥‥」

と、私は酎ハイを飲みながら考え込んでいました。
そして、数分後。

行ってみようか

と言っている自分がいました。
そして、さらにその1時間後には電車で吉祥寺に向かう私と友人の姿がありました。
場所は南口だということで、まあ行けば分かるだろうということで、とにかく向かったわけです。
新宿あたりのセクシーパブは7時くらいから営業しているものなので、「もうやってるだろう」ということで、8時10分ほど前に吉祥寺に到着しました。
ちなみに、店名だけはわかっていて、「P」という、ある映画と同タイトルの店名です。

吉祥寺の南口に出て、井の頭通りあたりを歩いていると、その店はすぐに見つかりました。
キャバクラ密集ビルの7階だか9階だかで、まだ8時ちょっと前だったのですが、もうすでに看板が灯っていたので、営業しているようです。
看板には「サワリーマンパブ」などと、洒落てるんだか何だか全然わからない文字が書かれています。
我々はエレベーターでその階まで上りました。
エレベーターを降りると、そこにボーイがいたのですが、何故かボーイはギョッとした顔で我々の方を見るではないですか。
何かまずいことでもあったのでしょうか。

「‥‥何か?」
「いや、その‥‥」
「まだやってないとか?」
「ええ‥‥」
「‥‥」
「‥‥」

「じゃあ出直してきますよ」

と、私が言ってエレベーターに乗ろうとしたら、

「いや、開店(8時)まであと5分くらいなんで、お席でお待ちいただければ‥‥」

ということになり、我々は結局、ボーイの提案に従い、開店前の店内で待つことにしました。
店の中にはワイシャツの上着だけを着た女の子たちが待機席に座って、我々の入店の様子を見ています。
考えてみれば、開店前からセクシーパブに入り込み、じっと待つ客というのも不気味な存在と見られても仕方ないでしょう。

「まあさ‥‥こう‥‥開店前からセクシーに来るヤツってのもさ‥‥なんか‥‥アレだよね。切羽詰まってる感じがするよね」
「まあ‥‥オレたちは多分そう見られているわけだが‥‥」

ふと見ると、私たちの目の前の席で、面接に来たらしい女の子が店の男性と何事か話し合っています。
そして、男性が去った後もそこに座ったままなので、多分「見学」ということなのでしょう。

で、席で5分ほど酒などを飲んでいたら、じきにすさまじい音量で音楽が鳴り始めました。
店がオープンしたようです。
ボーイがマイクで何か言ってますが、店内のアップ系の音楽がうるさ過ぎて、何を言ってるんだかよくわかりません。
すぐに女の子がやってきました。
どうやら、ワイシャツの下は全裸か、それに近いようです。

「こんにちは」
「ああ、どうも」

などという、ごく普通の挨拶が終わった後に、女の子は私のすぐ横に来て、片脚を私の膝の上にかけてきます。
友人もそうされているので、これがこの店での接客の基本的なスタイルのようです。
よく見ると、どういうわけか、女の子が素足です。

「初めて?」
「ここ?」
「うん」
「初めて。どんな店なの」
「知らないんだ?」
「知らない」
「もうすぐわかるよ」

とだけ彼女は言い、しばらくは普通の会話を続けていました。
そして‥‥約20分後‥‥。
唐突にボーイの絶叫気味のマイク演説と共にショータイム(ハッスルタイム?)が始まりました。


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まず女の子は私に「靴を脱いで」と言いました。
言われた通りに靴を脱ぐと、今度は「ソファの上にあがって」と言われたので、やはりその通りにしました。
すると、女の子もソファの上にあがって、私の前に向こう側を向いて立ちました。要するに、私が女の子の背後に立っているという状況です。
女の子はワイシャツを脱いで、胸を出しました。そして、私の手を取り、自分の胸に持っていくわけです。
要するに「揉め」と言っているようなのです。
簡単にいうと、ソファの上に男と女が立ち、男が女性の胸を後ろから揉む、と。
そういう仕組みの店だったのです。

「う〜む」

私は唸りました。
これがベロベロの泥酔状態だとか、あるいは私がかなり若い青少年だったりしたのなら、この状況も嬉しいでしょう。
しかし、私はほとんど酔ってもいなかったし、ある程度の人生経験もある中年です。
「オッパイを揉め」と言われても狼狽するばかりでした。
苦笑しながら、隣を見ると、友人は結構楽しそうに女性の胸を揉んで踊っていました。

この時間が5分ほど続いたあとに、何と店のすべての女の子が回ってくるのです。
つまり、在籍している女の子すべての胸を揉むことができるのです。

私はただただ呆然とその時が過ぎるのを待っていました。
何よりキツかったのが、先ほど書いた面接に来たらしい女の子の存在です。
彼女は「ふーん」という感じでショータイムを冷静に見ています。
多分、

「ふーん。こうやってスケベな人たちが‥‥ふーん‥‥なるほどね」

などと思っているに違いないのです。

このショータイムが2回おこなわれた後に時間となりました。

我々は無言で店を出ました。
以前、といっても、2年以上前の話ですが、私が行ったセクシーパブはこういうものではありませんでした。
それは、あくまでキャバクラの延長線上にあるもので、そこに多少のお色気が加わるといった程度のものでした。

「‥‥セクシーもここまで来たか」
「つーか、まさにオッパイパブというやつではないのかな」

我々は多少の感想を述べあっていたのですが、そこでキャバクラの客引きに声をかけられ、あっさりと我々はついていきました。
そして、結局、この日はキャバ3軒をハシゴをしてしまうということになりました。

最後に行った店は、コラムにも何度か出てくる、かつてフィリピンパブだった店なのですが、
年々その形態は変化を遂げていて、この時にはもうフィリピン人の姿はほとんど見られませんでした。
主力はルーマニア人です。
「白人がアジア人を駆逐していく」という構図がこの店でも見られたのでありました。
最後はルーマニア女性たちに囲まれながら、混乱の一夜は終わりました。